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管理組合での個賠責加入は必要なのか?

今の時代に個人賠償責任保険に加入しないのはあまりにリスク管理ができていないと言える


私はかれこれ20年以上も加入しており、法律上の賠償事故は一度もないが、生きていくうえで必要な保険だと考えている


似たような保険で言えば自動車保険だが、保険未加入車なんて怖くて乗れないし、最近では自転車による人身事故をこの個賠責で補償することで各自治体が加入を義務化する動きとなっている


自転車に乗る小中学生を持つ親にとっては必須の保険となっている
保険料は年額せいぜい1600円くらいから3000円くらいで極めて安い


ところが、マンションの管理組合において団体契約するとなったらどうだろう?


実は、私が住むマンションにおいて5年前から組合による団体契約をしていて、今年の更新において私は強く反対したのだが、それを推進する管理会社のもと総会で更新を承認してしまった


反対した理由はいくつかある


1.組合は共有部分を担い専有部分について口を出すべきではない
2.昨今、個賠責に個人で加入する人は多く、2重契約は無駄でしかない
3.たまたま個賠責に加入してない人のために組合が入る必要があるのか?
4.たとえ少額でも将来のために修繕積立金に回した方がマシ
5.保険事故が発生すると次回更新は保険料が高くなることを住人は認識していない


等、挙げればきりがない


今回の更新に関しては、当マンション管理会社が住人に対して雰囲気を作り、感情に訴え、まんまとリテラシーのない住人たちが乗ってしまった結果である


マンションも20年を過ぎると住人も高齢化し、時流に疎くなったり、正常な判断ができなくなったり、管理会社の言うがままに動かされたりと、あまり良いことがないように感じる


それでも見かけは合議制となっており、理事会もしくは総会における多数決と言う名ばかりの民主的判断となっているから、逆にやっかいなことも多くなる
なぜなら「みんなで決めたこと」に反対するのはエネルギーが必要だからだ


今回、私が反対したことで、理事会の一部メンバーが同調し再度意見を聴取する動きとなったが、結果は変わらなかった


まんまと管理会社にやられたと思うが、結局は住人のリテラシーに負うところが大きく、衆愚的な多数決でも結果そのものは受け入れざるを得ない


恐らくは、実際に保険事故が発生し、次回更新時に保険料が大きくアップした際に、住人間で侃々諤々の議論がおこなわれるのでは?


やれやれ・・・

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