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私の持つ国家資格と民間資格

資格と言えるものに最初にチャレンジしたのは平成3年(1991年)の宅建だった
当時はまだ不動産バブルを引きずっていて、宅建と言えば超人気資格だったのだ


当時私はまだ20代でトヨタ系の子会社に勤めていたが、道交法と車庫法が改正されたのを機にトヨタ純正機械式駐車装置を扱うことになり、社内人事で特販課への異動を命じられたのだった


新しいものを扱うのは楽しいことであるとともに、様々な苦労も伴う
機械式駐車装置が建築物に相当するかどうかは法的にはグレーゾーンではあったが、私がこれから行う仕事と宅建資格は親和性が高いと考え異動とともに自分の判断で勉強を始めた
しかし試験は2か月後に迫っていた


私は何をするにしても得意の集中力で勉強に没頭し、当時結婚したばかりであったが、妻に付き合って買い物に行くときなども常に受験参考書を手に歩きながら読み進めたものだ


運良く2か月後の試験で一発合格、合格ラインが確か6割のところ95%の正答率だったと思う
今は知らないが、当時の宅建の合格率は10数パーセントだったから一応難関資格だったと言えたかもしれない


以降、知事登録し登録証を更新し続けている


私の持つ資格は、その時々の状況に応じて取得したものばかりだが、以下に記憶の整理も含めて挙げてみたい


1.  宅地建物取引士
2.  証券1種外務員
3.  証券営業責任者
4.  証券内部管理責任者
5.  金融先物責任者
  (証券関連は比較的簡単に取れるが忙しい実務に加えて勉強するのがネックだった)
6.  1級ファイナンシャルプランニング技能士
  (CFPを取れば比較的簡単に取れる)
7.  CFP
  (金融分野6科目と多岐にわたるため息の長い学習を要する
   私の場合仕事と社会人大学院生等二刀流、三刀流だったので1年1科目で6年かけた)
8.  日商簿記検定2級
  (ゼロから独学で取得、夜焼酎のお湯割りを飲みながら電卓叩いた日々が懐かしい)
9.  環境社会検定試験(eco検定)合格
  (エコブームに乗って勢いで取得)
10.   インテリアコーディネーター
  (U-CANのテキストが図柄が多く理解の助けとなった、2次は製図だがこれも独学
   都内の試験場には女性が多かった)
11. 行政書士
  (書士会に入会するにも維持するにも金がかかる
   昔代書屋と言われていた頃の人たちが今でも幅を利かせていて、私はウンザリして辞めたが・・)
12. 防火管理者
  (マンション管理に必要な資格でひとりで秋葉原に行って一日講習でとった)
13. 労働基準局指定フォークリフト運転技能
14. 普通自動車1種免許
15. 大型自動車2種免許
  (45万かかったが受講中は楽しかった、残念ながら活用の機会はない
   貧乏したら大型の配送かバスの運転手に応募しようかと考える
   一度やってみたい気もする   
16. お墓ディレクター
  (いつの間にか更新切れとなっていた、どうでもいいが・・・
   業界内での啓蒙を狙うだけではなく、門戸を広げて受験者を広げた方が良い)
17. 第2種電気工事士
  (すべて独学で取得、2次の技能試験はDVDを見て酒を吞みながら反復練習、懐かしい)
18. ???


講習に参加すれば付与される防火管理者みたいなのもあるが、3級から学び始めた日商簿記や2級から始めたFPなどもある


ちなみに資格学校へ通って取得!なんてひとつもなく、全て本屋で参考書を買っての独学だから超安上がりだ


30歳より以前に取得したものは宅建と普免くらいで、証券は30代、その他はすべて40代後半から50代に取得している
大学院での研究生活も50代半ばで修了している


超難関資格はないが、どの資格も全て短期で一発合格しているが、行政書士に受かったのはあまりに難しくて合格者が激減してしまい救済策として合格点を下げたいわくつきの年で、私は楽勝で合格している


また上記資格のうち生業として活用したのは証券とFPと行政書士で、証券資格は証券会社にいたためで、行政書士は5年間相続、改葬、人探し等の活動をしたが、某行政書士会のアホ役員に嫌気して数年前に自主廃業している
(もっとも有資格者なので30万弱の入会費と年6万の年会費を払えば活動可能だが)


色々な資格にチャレンジするのは面白いことで視野が広がるというメリットもあるが、個人的には一つの道に一意専心して歩み、その道のプロとなる方が有用だと思っている


その際、資格があるとかないとかは些末な話で、資格がなくても立派な人は世の中にはたくさんいるものだ


だから、士業の人相手に「先生」などと呼称する悪しき慣習は止めたほうが良いと思う


上記の資格を眺めて私が感じるのは、それを取得した当時の私自身の思いや環境だ
職場環境や経済生活に追い詰められて資格へ逃避(?)した部分もある


しかし、どれに取り組んでいたときも、今の自分の努力の先により明るい開けた世界が待っているんだと常に意識していた


この山を登ったらどんな景色が待っているのか?
今の努力が報われきっと明るい未来が待っているはずだ


純粋で青臭いかもしれないが、取り組んだ私自身にとっては明るい未来を見つめる楽しい日々だったのだ

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