NEOのゆとりを楽しむ生活

株式投資、英語学習、グルメ、旅行、愛犬とのシニア生活

母の葬儀に現れなかった兄(3)甥だけ参列

結局、母の葬儀には甥(兄の長男)だけがやってきた
地方から飛行機で駆けつけたのではなく、元々年末年始の休暇を関東近県に住む母(私の兄嫁)の家で過ごす予定だったらしく、そこから来たようだ


香典は兄嫁と甥本人の名で2袋持参してきた
長男として担いできた兄があんな体たらくで、しかも散々利用してきた母親の葬儀にも来ないという落ちぶれた男の妻と言う立場では顔出しも出来まい
甥(故母の孫)が参列した(させた)のはかろうじて兄家族とつながっていることを意味した


通夜が終わり実家に集まって、(私の)両親の文句を言うのは間違っているのじゃないか?と私が言うと、甥は顔を紅潮させて母(兄嫁)の主張を支持した
2人は親子で一つ穴のムジナなのだ


若いときに兄の借金について数回手紙を書いたが対応してくれなかった
親孝行したいから同居を申し出たが相手にしてくれなかった
だから今でも恨んでます


という、兄嫁の主張は私にはとうてい理解し難い
分かるのは兄に甲斐性がないということだが、別に犯罪を犯すわけでも(多分)暴力をふるうわけでもない
ただ、気が利かず、自分じゃ大して努力もしないのに周りが何かしてくれるとでも思っているかのようなフシがある、そして何だかエラそうだ
自然体で他人に寄りかかって来るかのような姿勢にはイラっとする


しかし既婚の息子の浪費癖に親は責任を持たなければいけないのか?
兄は大学生のときに学費(100万)を使い込んで親はそのお金の穴埋めをさせられている
学習能力が無いのは本人自身の問題ではないのか?
ましてこのとき兄は既に還暦を過ぎているのだ!
家庭の財布を握ってきたのは兄嫁ではなかったのか?
自分の夫の稼ぎが少ないのを義両親のせいにしてないか?


結婚当初に借金が発覚したと兄嫁は言うが、私が記憶しているのは兄嫁の実家(関東近県)近くで結婚式を挙げるのに私の両親方の親族(愛知と新潟)を呼んでその宿泊費を兄が自分のカードで支払っていることだ、確か30万円くらい


ええ格好しいで後先考えずに払ったんだろうが、それ以外にもあったのか?
兄嫁は兄を長男、長男と持ち上げていたが、兄はおよそ長男らしいことは子供の頃から一つもしたこともなかったし、そもそもそんな男と結婚したのはアンタでしょ


兄嫁自身は今は仕事をしてあちこち飛び回っているようだ
そして本人の義理兄からお金を借りて最近中古マンションを購入し転居したという
同居していた実母は今は別居しているらしい(今は独り住まい)
元々、実母の世話をする必要もなかったようだ(兄嫁自身が金銭的に援助されてた?)


私は電話で「兄と離婚すればいいじゃないか」と伝えた
そして「3号分割知ってる?」と聞くと知ってると言う
私には兄嫁が着々と経済的自立を図り熟年離婚を狙っているようにしか思えない
今は自分の老後を考えているのだろう
夫の親まで責めるならとっとと離婚した方が良い


兄嫁は色々と気付いてキビキビ動くタイプで色々な思いも強いほうだったのかもしれない
盆暮に実家に来たときなどは忙しそうに良く動いていた
一方兄は気が利かない、自分から汗をかいて何かに尽くしたり、課題を解決するために努めるような人間でもない、会社で言うなら典型的な窓際の穀潰しだ
そのくせ意味不明な気位だけは高いので、傍から見るとかなりイラっとする


私の母親は新潟の山奥生まれで多くの兄弟姉妹の末っ子で一番上の兄とは20年以上も年が離れているため、親からも兄弟姉妹からも可愛がられて育っている
地元の高校を出て名古屋に集団就職をしてそこで父と出会っている


父は長男だが父の上には多くの姉がいて下には二人の弟がいた
父の父(私の祖父)が太平洋戦争勃発のときに死没しており(父が小学生)、そのせいなのか、土地柄なのかは知らないが父の姉たち極めてドギツい性格だった


私も子供の頃に何度か会っているが正直あまり良い印象はない
そういうところに嫁いだものだから母も色々苛めにあったようだ
田舎でただ無条件にかわいがられて育てられてきた母にはまるで百戦錬磨の小姑たちは鬼のように思えただろう(笑)


父が言ってたが、キビキビと何でもこなす兄嫁と他人の悪口も言えない母とはそりが合わなかったのではないかと
やっと手に入れた4LDKの新居、狭かった公営住宅から越してきて子育ても終わり、やっと気楽な生活が送れると思ったところに、同居を兄嫁から言われて困惑したのではないだろうか?


それも言葉に棘が立たないように、話を逸らしたり、はぐらかしたりしていたのをきちんと対応してくれなかったと恨んでいるのか?


文字通り「親孝行」をしたいのなら義実家近くに家でも買って交流すれば良い
しかし本人実母と住みながらたまに義実家に来るだけで「親孝行」「同居」などと美辞麗句だけ言われても困る


長男、長男と繰り返すのは旧戸籍法(戦前)の時代感覚で、今どき親が同居を望むことはあっても嫁が義両親と同居を望むのはかなりレアなのでは?
「親孝行」と言うのは詭弁であって、もしくは兄の借金とのトレードの材料であって、同居を狙う真の目的は経済支援と住む家の確保だったのだろう


以前父親が、何か兄嫁と多少の軋轢があった時に電話で兄嫁から「相続のことをしっかり考えておいて下さい!」と言われたと不快交じりに言っていたことがある
父親に言わせれば「お前に言われる筋合いはない」と怒るのも当然なんだが、ダメ亭主(兄)の不出来を義両親にぶつける嫁も嫁だ


兄嫁は中古マンションに独りで住み、働いている(多分厚生年金に加入)
長年別居し、借金漬けのダメ亭主(兄)となぜ別れないのか?
義両親の二人が生きてる間は離婚という手段は申し訳が無くてとれません、などという綺麗ごとではないと思うが、さて?


兄は毎月給料から数万円(3万?)を送っているようだけど、二男がまだ仕送りを受けており、まだまだ使い倒せるということか?


ちなみに二男は20代半ばも過ぎているが「将来モノになるのか?」と兄嫁に聞くと分からないという、そして「夫に似ている」とも言う
つまり、人から恩恵を受けるだけ受けて当たり前のようにシラっと振舞うということか?
「経済的に余裕がないなら野放図な仕送りは止めたほうが良いのでは?」と助言だけしておいた


母が亡くなって数か月後、実家住所の兄宛に二男の奨学金返済の督促が来た(連帯保証人?)
確かに父子で似た者同士





×

非ログインユーザーとして返信する