「パパ活」女にご用心
男のモテ期は30~40歳くらいでしょうか?
少なくとも私はそうでした
1. 仕事ができて、地位もある
2. 金があって気前も良い
3. スラっとして身体が崩れてない
と、自慢めいた内容で恐縮ですが、浮いた話もたくさんありました
※別に私はイケメンではありませんでした
営業先で、お客の娘さんとの交際をほのめかされたり、お客の女性から誘われたりすることもしょっちゅうでした(顧客と個人的に付き合うことはありませんでしたが)
社内でもモテたと思います
会社内の営業部隊は目標を共有化しており気持ちが近しくなるため、個人的に誘っても断られることはまずなかったのです
しかし、男の魅力も栄枯盛衰、いや歳とともに魅力も剥がれていきます
それをはっきり悟ったのは50歳を迎える頃だったでしょうか?
50歳を過ぎ生物としての男性の魅力が減退しても、私は異性にまだ関心がありました
いや、厳密に言うとチヤホヤされることに関心があったというべきでしょうか
もっと厳密に言えば、感謝されることに飢えていた時期があったのです
一時、パパ活女子を相手にした時期がありました
「パパ活」とは、20代~30代の女性がパパと呼ばれる中年男性と食事やデートあるいは大人のカラダの関係を持つことで見返りとしてお手当てと呼ばれる金銭を受ける活動のことを意味する表現
(Weblio辞書より)
私の場合、性的な意味合いは全く無くて、この頃毎晩食べ(呑み)歩いていたので、たまに話し相手を求めていたのでした
よく言えば、人の良い足長オジサンです
(こんな人は珍しいと自分でも分かっていましたが)
1時間5000円程度で食事をしながら話をして、最後は2人分の食事代を払うのですが、最初は斬新な感じがしましたが、結局半年もしないうちにこうした「遊び」を辞めてしまいました
というのも、悲しいかな男の性として、女性がお金に困っているのを助ける、みたいなストーリーを自分の頭の中で勝手に作り上げてしまって、相手を弱者、清廉などと考えてしまったりするのです
実際には、彼女らは金集めのプロで、一部には組織的にやっている連中も混ざっています
私が求めていた「感謝の意」など表す女性など少なく、また本音の会話をする人も少なく、業として不特定多数の人を相手にビジネスとしてやっている人が多かったと思います
あえて例えるなら、パブやクラブの同伴やアフターに近いのかも知れませんが、実際にいたのはキャバクラでも働けない(働かない)末端の堕ちた人が多かったという印象です
そして閉ざされた世界で会ったり、お金のやり取りをするのはお互いにとても危険なことだと感じました
実際、後を付けられたり、しつこくお金を要求されたり、お金を貸したら連絡が途絶えたりなんてことがありました(その後お金は回収しましたが)
また、精神の病なのか何かのトラウマなのか突如豹変する人、腕にたくさんの自傷跡のある人、SNSにあることないこと書きこむ人など、対応に苦慮する人が多くいました
だいたい、楽して金を貰おう、巻き上げようなんて舐めんなよ
ひとつの社会勉強としては面白かったのですが、二度と関わることはないと思います