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再エネ発電賦課金という不公平

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再エネ発電賦課金という不公平な制度があります


電気料金の請求書には再エネ発電賦課金という項目があり、電気を使った量に比例して誰もが必ず払うことになっています


その金額は電気使用量(Kwh)×3.98円(2025年)で、賦課金単価は東京電力等の電気事業者による買取量が多くなれば当然単価は上がるため今後ますます庶民の負担は増えるはずです


ちなみに私の自宅の場合、5月の電気料金は9,206円でそのうち1,018円(256Kwh×3.98円)が再エネ発電賦課金として請求されています

そうです、消費税よりもウェートが高いのです



この制度、いつから始まったか定かではありませんが、おそらく太陽光発電による売電、固定価格買取制度(FIT)が始まった10数年前ではないかと推測します


時はエコブームで、政府の後押しもあって太陽光発電システムを設置する人も多くいましたが、東日本大震災の津波による福島原発稼働停止により災害需要を呼び込んで注文は爆発的に増加、更にそれまでの余剰電力買取制度から全量買取制度へ移行すると、その経済効果から多くの人が飛び付いてローンを組んででも設置する流れとなったのです


発電装置の容量、向き、角度そしてシステムのキャパによって元が取れる年数は異なりますが、一般的には10年程度でイニシャルコストを上回り、その後は純利益を生み続けるという優れものです



しかし、よく考えて欲しい


地球温暖化を防ぐ一助として自然エネルギーを使用するという戦略は結構なことだが、その目的のために多くの人が自腹を切って太陽光発電システムを設置しているわけではない


多くは自分の家計の経済効果を目的として太陽光を付けただけに過ぎないのに、その経済メリットを享受する人のために、その他の享受できない大勢の国民を巻き込んでカネを払わせるというのはあまりに不公平ではないか!?



そもそも太陽光発電システムを設置できる人って一部の限られた人です


1.戸建て住宅に住んでいる

2.北流れの屋根ではなく南面を中心に設置可能な屋根を持っている

3.勾配が適度(4~6寸程度)で狭小ではない

4.周囲に日射を遮るものがない


以上の条件を満たすことが必要で、私のようにマンション住まいだったり、あるいは賃貸住まいだったりする多くの人には太陽光発電システム設置のオプションさえ得られないのです


こう書くと、事業用として僻地の土地を買うか借りるかして太陽光を設置して売電収益を得ればよいではないかという意見が出てくるかもしれないが、問題はそういうことではない



資源エネルギー庁によると、「再生可能エネルギー発電促進賦課金」について以下のように説明されている


固定価格買取制度で買い取られる再生可能エネルギー電気の買い取りに要した費用は、電気の使用者から広く集められる再エネ賦課金によってまかなわれます。再生可能エネルギーで発電された電気は、日々使う電気の一部として供給されているため、再エネ賦課金は、毎月の電気料金とあわせていただいています。


えっ?


つまり、太陽光発電システムを設置して売電収入を得る(儲ける)人たちの収益は、電気使用者が自身の使用分とは別に買取り分まで払わなくちゃならないってことなんです


別の言い方をすると、電気使用者(国民全員)が払う再エネ発電賦課金は太陽光発電システムを設置した人たちの財布に入っていくということです


これって脱炭素という美名の下に作られた歪んだ制度と感じるのは私だけでしょうか?



再エネ発電賦課金制度応益者負担ならば分かりますが、まったく関係ない、または意志があっても設置すらできない人たちが、太陽光設置者の収益(儲け)のために無償で売電収入=買取費用を負担させられなければならないのか?


この制度は大変不公平で、消費税の逆進性なんて可愛いくらいに感じるくらいに悪い制度だと思うのです

(ちなみに消費税は納税者が使った分だけ支払う公平かつ平等なシステムだと私は考えています)


私は現在の日本において原発は再稼働すべきだと考えていますが、同時に再生可能エネルギーを促進することも重要だと考えています


しかし、その普及を名目に、国民にしわ寄せを押し付けるのは筋違いだと考えています

実際に電気を買っているのは電気事業者であって我々ではありません

(国民全員が電気を末端購入してるだろという屁理屈は認めません)


太陽光発電システム設置者以外のただの電気使用者に電気買取費用を負担させるのは極めて問題だと思うのです


国民は自己の使用した電気以外に、東電等電気事業者が買い取った電気までも払わされているのです

これは2重払いと言わざるを得ない

東電等電気事業者は他人(国民)の金で買い取った電力を横流しするばかりで、自らはコストを負担しない


官僚がこういうインチキなシステムを作ったのでしょう



この記事は、再エネ発電賦課金制度を不公平だと断じてはいますが、太陽光発電システムを設置している方々を批判しているわけではありません


なぜなら、10数年前私自身が太陽光発電システムの営業マンだったし、もし自分が太陽光パネル設置が可能な屋根を持つ戸建て住宅に住んでいたら真っ先に設置していただろうと思いますから・・・


ただやはり、太陽光設置者の売電収入を国民全員が負担するシステムは異常だと思います

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