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少年時代の思い出(1)夜尿症

私は少年時代、「夜尿症」すなわち「おねしょ」に悩まされた
小5になるまでおねしょをしていたのだ


公営住宅の狭い家の部屋の中で家族4人が川の字になって寝ていて、夜中に私がしょっちゅうおねしょをしたものだから親も大変だったろう
夜中に母が私の下腹部の方に手を伸ばして「あっ!」と声を出したシーンは今でも私の頭に焼き付いている


その都度、シーツを変えたり、タオルをかぶせたりしていたようだが、幸いなことにこの件で私が強く叱られたことはなかった


しかし、深夜のおねしょに親の(特に母親の)機嫌が良いはずがない
おねしょをした明けた朝は、そんな雰囲気を感じ取っていつも肩身が狭かった


夜寝る前に水分をとることを禁じられ、どうしても喉が渇いてある時トイレの水タンクの上の手洗い水をこっそり飲んだこともある


なぜ、おねしょが中々治らなかったのか?おそらく子供時代の私が持つ「焦燥感」「緊張感」「憂鬱」のようなストレスが原因だったのではないかと考えている
子供時代に怪我が多かったのも、そうした「焦り」のような感覚が子供の私に不自然な行動をさせた結果だったような気がする


確か小5のときだったが、母に連れられて市内の大学病院に夜尿症の相談に行ったことがある


診察が終わり大学病院の外で母と一緒に食べた焼きそばの味が忘れられない
病院でどのような処置がなされたかは覚えていないが(多分何もしていない)、医療は何の役にも立ってなかったろう


子供のおねしょを治すには、何か子供が熱中できるような趣味や習い事を見つけてあげることだと思う
私の場合、小4か小5あたりから読書にハマり、精神的に安定し始めたのが大きかったのだ


そして小6になるといつの間にかおねしょをすることも無くなってしまった

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