人間は歳をとっても根本は変わらない
以前に「老害」についての記事を書きました
いい歳をして我が強く他者に狭量な態度の老人を「老害」としたわけです
しかし厳密に言えば、老人の性(さが)の問題ではなく、個の問題なのだと思っています
2001年に集団で同業他社へ転籍したことがありました
そのとき私はリーダー格で約40名の社員を率いていたのですが、私より一回り年上の社員(課長職)を祭り上げ支店長職に付けたのです
しかし、この人はケチで、営業職としてはきっぷの良さがない
社員がした仕事で獲得できた歩合給を社員に少しでも還元しようとしない
そのため人望が薄く、そのうちに閑職に追いやられていきました
その数年後には袂を分かち、2005年以降は連絡すら取ることもなくなりました
2019年になって、その人から「たまには会おうよ」と突然連絡があり「思い出話を肴に飲まない?」と言ってきたので、初めは生産的ではないなと思っていた私もその気になって、私の通いのちょっと高級な寿司屋に行ったのです
酒を飲みながら話すと、最初のうちは会話も新鮮だったものの、そのうち相手の話は自慢話が多くなり聞くに堪えなくなりました
2、3時間いたでしょうか
私が会計をして(4~5万)、駅までともに歩く途中で割り勘を言ってくるかと思いきや、「次回は俺が払うから」と言って帰っていきました
「は?」
別にご馳走するなんて言ってないんだけどね
高級すしを食べ放題、旨い酒を呑み放題、自慢話を言いたい放題で、こちらの動向等知りたいことを聞くだけ聞いて食い逃げかよ?
因みに誘ったのは私じゃないからね
思い出せば、昔から金に狡いお調子者だったことを再確認
そうです
人間は何年、何十年経ってもその芯は変わらないということです
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