南魚沼市 牧之通りから雲洞庵へ
牧之通り(ぼくしどおり)とは、江戸と越後を結ぶ三国街道沿いの宿場町として栄えた旧塩沢宿にある数百メートルの通りを言います
道路改良事業を機に再現された豪雪地帯特有の雁木の街並みには心を奪われます
牧之(ぼくし)とは、江戸時代雪国の生活や文化を江戸に文書で伝えた鈴木牧之の名から付けられました
小雨のためエルはおぶい袋の中です
鈴木牧之記念館は犬不可のため拝観は叶いませんでしたが・・・
場所を変えて、雲洞庵へ
雲洞庵とは717年開山の有名な寺院です
室町時代に関東管領上杉憲実により曹洞宗に宗旨替えされたようです
上杉景勝や直江兼続が幼少期に雲洞庵で学んだという記録が残されています
その境内は1万坪、本堂及びそれに続く座禅堂等の建坪は600坪という巨大な寺院で、ゆっくり観賞するには1時間でも足りません
ちなみにこの寺院、犬は境内にも入れないため、妻と交代で入山せざるを得ませんでした
拝観者は他にいなかったのですが、ちょうど外国人の団体がバスでやって来て、外国人のガイドとともに10人程度の老若男女が拝観に訪れました
話を聞いてみると米国ユタ州からやってきたそうで、こうした文化的な施設を回る旅程なのだそう
日本は暑くて湿気があるけど、ユタ州は「ドライ」な天候だという
聞きはしなかったけど、この人たちはきっとモルモン教徒なんだろうという感じを受けました
さて、本堂の御本尊の前で3本焼香し大悲心陀羅尼を唱え、有縁無縁三界萬霊の供養をおこないました
合掌