南魚沼市の臨済宗関興寺を拝観
塩沢石打周辺にも名刹があります
まずは臨済宗関興寺
1410年開山の古刹で上杉景勝ゆかりの寺院です
入山料をはらって拝観
謙信亡き後、家督争いの兵火の中、大般若経600巻が味噌桶の中に納められ難を逃れたと言います
そのため関興寺味噌は当寺院の観光土産品となっています
犬は、境内は抱いて入るのは可能、堂内は不可とのこと
南魚沼では珍しい枯山水の庭園が広がります
ご本尊は釈迦牟尼仏
戦国動乱期もしくは江戸初期に宗旨替えした寺院が多かった中で、禅宗一本でやってきたことが推察できます
腑に落ちる言葉が掛けられていましたので撮影しました
今を蔑ろにしないというまさに禅宗の思想です
11時になると寺族が読経しながら鐘を突き始めました
遠目で見てましたが、どうやら般若心経を唱えているようです
私は、禅宗の経文はほぼマスターしており、知らない経文はないと自認していますが、最初のうちはすーっと入ってきませんでした(般若心経くらいは誰でも知っているでしょうが)
経文は唱える人によって節回しが違う時があって、遠くに聞く「音」では入ってきませんでしたが、聞こえてきた「ことば」で認識できました
近隣で農業に勤しむ農家の方のために時刻を知らせる慣習が続いているとのことです
寺族の方とお話をしましたが、穏やかでとても良い気分になれました