日本製鉄によるUSスチール買収の行方は?

まず、両社について簡単にまとめてみます
日本製鉄(にっぽんせいてつ)は、丸の内に本社を置く日本最大手の鉄鋼メーカー
八幡製鉄源流の新日本製鉄と住友金属工業が2012年に合併し2019年現社名となった
日本国内シェア40%強、世界第4位
USスチールは、米国ペンシルベニア州ピッツバーグに本社を置く、米国内2位、世界24位の製鉄会社
1901年にJPモルガンがあの鉄鋼王カーネギーの製鉄会社を買い取り自社と合併、当時米国の鉄鋼生産の3分の2を占めたという
凋落する古き良き米国の重厚長大な会社を日本製鉄が買収すると名乗りを上げたのが2023年12月、約2兆円に及ぶ巨額買収でした
しかし、トランプ、バイデン、ハリスはこぞって買収反対を表明
日本製鉄による世界戦略は暗礁に乗り上げたかのように見え今年に入り日本製鉄株価はずっと低迷しています
対米外国投資委員会が安全保障上のリスクに関する審査を進めてきましたが結論が出ず、バイデン大統領に判断を一任したとの報道がなされている一方で、日本製鉄社長が買収実現に自信を示したとの報道もあります
ちなみに買収不成立の場合は800億円もの「違約金」が発生するとも言われています
(米国政府の都合で不成立となったからと言って800億円も日本製鉄が払うのかい?)
実は私は日本製鉄を現在1,500株保有しており、旧NISAから保有を続けるのとコロナショックで暴落した際に800円程度(ほぼ大底)で追加購入したものとがあります

鉄鋼業界の長きにわたる低迷を見てきましたが、コロナショック時にはさすがにチャンスと捉えて買い漁った企業の1つです
昨日のモーサテで論理的な解説で定評のある北野さんが「買収失敗はすでに株価に織り込まれており、仮に現実的に買収ができなくても『プランB』があるはずで、逆に株価が上がる可能性がある」と言われていました
そうですね
買収できなかった場合、買収資金2兆円をどこへ投資するのか?
日本製鉄はホールド継続です
今オーディオブックで聴いているデール・カーネギーの「人を動かす」「道は開ける」でもUSスチールに絡んだ逸話がたびたび登場します
米国伝統の企業ですが買収成功して欲しいというのが私の本音です
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