昔の部下と飲む
数年ぶりに昔の部下から連絡が来て一緒に呑むことになりました
昔というのは、2006年~2008年のことです
彼は2006年4月の新卒入社で、当時私はリテールの営業部長でした
彼は純粋で前向きな人柄で一生懸命営業活動に取り組み、 アポイントを取った客先には私も何度も同行して訪問をしたものです
しかし、その後のリーマンショックを前後して業績は急速に悪化、彼は会社からリストラ宣告をされて会社を辞めざるを得ませんでした
彼と一緒に仕事をしたのは3年程度だったと思います
当時、会社は強烈に首切りを実行していて多くの社員が無念にも会社を離れていきました
直後、会社は業種転換し、畑違いの仕事で私はかなりの辛酸を嘗めることになりましたが、約2年後、私も会社員人生に終止符を打ちました
彼は不動産会社の営業マンとなり、2016年頃Facebookで私を見つけて連絡してきて何度か都内で吞むようになりました
一時期はコロナ禍をはさんで疎遠になりましたが、先日連絡があり、また一緒に呑もうということになりました
私は夜、深酒をすると電車で帰宅するのはキツイので、私の自宅近くの駅まで来てくれるよう伝えると彼は気持ちよく承諾
5~6年ぶりでしょうか?
40歳になった彼は今の会社で出世をして課長となり、聞くと年収は1,500万、貯金も1,000万あると言ってました
多分彼はそうした状況を報告したかったのではないかと思います
そして今も私を「部長」と呼んでくれる姿は何となくかわいく感じます
相手を気持ちよくさせる術というのは、まずは営業の第一歩だと思います
もっとも今も昔も呑み代は私が負担するのですが・・・
彼は独身ですが、高齢の両親の面倒を見てるようなので、店を出てミスタードーナッツで彼の両親宛の手土産を買って持たせました(夜9時を回っていてミスド以外に店が開いてなかった)