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黄色い家

黄色い家 (単行本)
黄色い家 (単行本)
中央公論新社


川上未映子さんのベストセラーで図書館に一か月以上前に予約していたのだけど、
未だに順番待ち314番目って?
単純に20週間待ちくらいかな?


地域には分室を含めて20か所以上の図書館があって計28冊の同タイトルの蔵書があるのだが、何とも超絶人気なことで・・・


面倒なんでメルカリで買いました(送料込み900円)


タイトルの「黄色」は風水でいう「西に黄色は金運を呼ぶ」から取ったもの
若い女性がお金に苦労しながらお金を求めて犯罪にも手を染めていくという内容
どんでん返しもなく爽やかでもないが、妙にリアリティーがあって面白い


20年以上も前にDr.〇〇と称するいかがわしい有名な風水タレントがいたが、独自の喧伝活動で随分とお金を稼ぎまくったことだろう


私は、学問としての易学や方位学は好きだが、人の弱さにツケ込んで商売のネタにした風水タレントは好きになれない


当時は、「お砂取り」だの「お水取り」だのと方位学に怪しいネタをくっつけて印鑑だの仏像などを売りつける姑息な連中もいたものだ
(今思えば、あれは旧統一教会のステルス活動だったのだろうか?)


西に黄色だろうが、東に赤だろうがお気に入りの色で自分の部屋を飾ればよい


うちにもあるが、赤富士の絵はやはり朝日を浴びた富士山が神々しく見えるという意味で西側に飾るのが自然に感じる


私は子供時代に公営住宅に住んでいたせいか、その反動で家や間取りに深い関心がある


父が建築関係だったので、小さいときに自宅のタンスの奥にたまたま見つけた旭化成ヘーベルハウスの複数の間取りを見てうっとりしたものだ


今度生まれ変わったら建築士になりたいと本気で思っている


実は以前、2級建築士資格を取ろうと本気で考えたが、実務経験がないため受験資格がなく断念したことがある


そして50歳を過ぎてインテリア・コーディネーターを取得(結構難しい)したのだが、昼間の仕事で疲れていても夜机に向かい、焼酎のお湯割りを片手に楽しく勉強したものだ
(もちろん1次筆記も2次製図も一発合格)
今でも不動産広告の間取りを見て陶酔してしまう


私の拘りについて言えば、それは「東で食べて西で寝る」ことである


家の間取りで、東側にキッチンやダイニングがあって、寝室が西側にとれること
マンションの間取りも西側キッチンだと残念に思うことが多い


最近は新築物件に魅力的な物件が少なくなってきたように感じる
不動産価格が上がってきたせいか、(分筆して)狭い土地に細長い建物を作ったり、まるで判を押したような似たような間取りのマンションだったり、結果、自然と中古物件に目が行くようになってきた


ところで、生活の基礎として「衣食住」と言われるが、お金がかかるものとしては「教住老」
すなわち「教育費」「住居費」「老後資金」の三つ


生活の基礎としてもお金を要するモノとしても住居は特別なアイテムだ


一般的には子供が大学(または院)を出るまでは家計は火の車であることが多く、子供が社会人となって住宅ローンを繰り上げ返済し、それからようやく老後資金を貯め始めるなんてことは現実的にあり得る


職業の流動化で退職しても退職金すらないということだってある
バラ色の老後を送るために若いうちから「風水」ではなく、金融リテラシーを身に付けることを目指した方が良い!

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