NEOのゆとりを楽しむ生活

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私の親孝行は金も使う

親孝行にも色々ある
若いうちは盆や正月に顔を見せに行くのも親孝行だろう


私も30代半ばを過ぎて収入が安定してきてからようやくお金を使っての親孝行ができるようになった


その頃は私自身も会社で、あるいは家族で海外旅行をする機会が多くなってきたので、たまには両親にも海外に行かせてあげようと思ったのである


特に母親は海外は初めてだった(飛行機も初めてだったかも?)


まずはハワイを4泊6日(確か?)でとってあげた
ホテルはワイキキビーチのシェラトンワイキキをチョイス
ハワイの場合自由行動が多いので、手持ち無沙汰にならないようクルーズや島内周遊観光等毎日オプションをたっぷり入れておいた
特に母は帰国後あこがれのハワイに行けたと喜んでいた


次に、イタリアで6泊8日(7泊9日だったかな?)の添乗員付きのツアーを企画
父が72歳、母が65歳くらい
JTBの人と相談しながら検討し、費用は全部私持ちで成田まで送迎した


そして中国の北京、上海(あともう一つは重慶?)
私の妻と娘(中学入試が終わったばかりの頃)も同行(私は仕事があるので留守番)
現地の行動もいっぱい詰まっていて観光と食事も大満足だったようだ
成田まで送り迎えして、お小遣いとして10万円を渡した


沖縄旅行は本島をめぐるツアーで名所はすべて周れたと思う


その他、修善寺、箱根、四万温泉等々
私がスケジュールを作って、費用も私持ちで何度も名旅館に招待ものだ


更に誕生日等、父母だから年2回は食事に招待した
せっかく連れて行くのだから少しは良いところが良いだろうと、地元の名店を予約して妻や娘も連れて行ったものだ


母の実家は新潟である


認知症になってから最後の新潟になるかもと考え、妻と娘に頼んで(ちゃんと報酬は渡す)2018年の秋に車で一泊で連れて行ってもらった(後に私はこの旅を「親子3代女珍道中」と冗談まじりに言ったものだ


母が途中のサービスエリア等で行方不明にならないよう目を離さないよう前もって妻と娘には注意を促した


関越道湯沢ICを下りて約1時間くらいの山深いところだが、母は認知症でも道をよく覚えていて案内してくれたようだ
(短期記憶は危うくても長期記憶はしっかりしているものだ)


3人は新潟の母の実家で歓待され、これが母の最期の帰郷となった


金銭の多寡だけで計れば上には上がいるし下には下がいる
しかし親孝行の本質は金勘定ではなく「気を使う」こと、「心を配る」ことだと思う
そして旅行や食事等お金も出してあげたら分かりやすい

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