参院選の投票行動に時流を感じる
若いときは純粋で気性が真っすぐ、正義感もそこそこあって不正を憎み、理想に燃えて人は歳を取ればより立派になるものだと信じていた
若いときに共産思想に心を奪わるのはその典型で、全共闘や安保闘争は若さゆえ純粋さゆえの理想主義の結果と思われ、成長の過程では必要不可欠ものだったのだろうと思う
(私は全共闘世代ではないが)
私の子供の頃、田中角栄さんが日本列島改造を打ち出し全国の地価が高騰、その後にロッキード事件が発生して、政治家は汚いモノとしてしばらくの間私の頭に焼き付いた
(今では田中角栄さんは物凄い政治家だったと考えている)
そんな私が具体的な政治的意見を初めて強く持ったのが、PKO法案が国会で論議された1991年頃だった
湾岸戦争で日本人は金だけ出して汗はかかないと批判され、人的貢献を考えるのは当然の成り行きだったんだが、しかし自衛隊を海外へ派遣することは明確な違憲ではないかと言う思考から政府(正確には自公民)のやり方に不快感を持った
とは言え、それに反対する野党の意味不明な牛歩戦術にも飽きれていたが・・
しかし、そんな熱情家も30歳を過ぎる頃には様々な世間の欺きや打算を深く知るようになり、より現実的な思考をするようになる
世の中は不平等で不完全なことに溢れている、原則論をお題目のように唱えているだけでは世の中は変わらない、口先で立派なことを言ってるヤツほど自分の利益しか考えていない
また世の中には様々な考え方があふれており、原理主義のような一元論では結果的に誰も幸せになれないのではないか、少しずつ時代に合わせて改善していけば良いのではないか?と現実的な考えをもつようになった
当時の世の中は、信賞必罰、優勝劣敗を合言葉にする新自由主義思想とグローバリズムが席巻するようになったが、逆に日本はバブルの後遺症から失われた時代に入っていく
私が金融業界に転職をしてすぐに頭角を現し出世街道を走り始めたのもこの頃だったが、職業上の文化的変遷を経験したのは良かったと思っている
政治理念で言えば、私は保守層に当てはまると思います
自己の人生に肯定感を持つ人ほど保守的思考を持つようになるような気がします
いや肯定感を持とうとする人ほど保守的思考を持つようになる
個人的には、今の日本にとっては中道からほんの少しだけ右に寄ったほうが良いだろうと考えています
若い頃に理想に燃えた人や海外に住んで客観的に日本を見つめ直した人ほどそうなるのではないか?
逆に職業等一つの世界で長くやってきた人ほど革新的思考になるような気もします
不思議なことに在日朝鮮人のようにアイデンティティが不安定な人が右傾化する傾向にある
まさに不思議な傾向ですが、不安定な生活感や多彩な人生観、もしくは職業上の豊富な経験等が右傾化を求める理由なのかも知れません
ただ、世の中にはエセ右翼も多く彼らはいつも金で転びます
裏金で転んだ自民党の保守層がその例です
いっぱしのことを言っても実際には私腹を肥やすのが一番という情けない連中は多い
他方、私は40歳を過ぎても左翼思想を持つ人はある意味「病気」だとも思っています
頭で世の中はこうであるべきだと演繹的かつ固定的にものを考え自分たちが正義だと譲らない
そうです、厄介な連中です
そして私は、「日本人は素晴らしい!」などと常に自画自賛する思考停止のネトウヨは好きではないし、原理主義的で攻撃的なブサヨはもっと嫌いだ
ところで今回の参院選挙なんだが、保守層にも嫌われる石破自民党に対して、比較的保守に近い野田立憲民主、更に保守の参政党とくれば自民党が票を落とすのは当然の成り行き
石破さんが総裁になった時点で票割れは読めたんです
日本の将来を案じる保守層は自民党を見限ったのです
そういう意味で、参政党が票を伸ばす流れとなっているのは自然なこと
神谷党首の主張、なかなか良いことを言っているように思う
反ワクチンの主張については何を今さら?としか思えないが、9条を改正して自衛隊を明記するというのは当然で、今までのようなグレーな解釈を放置するのは止めるべきだと考えています
また大東亜戦争での日本の東亜への進出を総括したのは評価できる
これまで政府がおこなってきた近隣諸国に遠慮した偽善と野放図な対応にNOを突き付けているのだ
従軍慰安婦問題を喧伝する韓国に対して不快感を持つ日本人はかなりいると私は感じています
これまで誰も猫の首に鈴を付けることをしなかったことを参政党は主張しているのだから全国レベルで支持が急上昇するのはごく自然なことなのです
ただ、私は消費税という比較的に平等な税の減税は止めたほうが良いと思っているし、将来的には消費税率をもっと上げてより高福祉の社会を作ったほうが良いだろうと考えているのでほとんどの野党とは考えが一致しません
もっとも個別の政策を見るとどの党とも必ずしも賛同できるわけではないので、実際にはどこへ投票するかは未定です
(共産、社民、れいわはありえませんが)
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。