郵政民営化は失敗(2)不祥事だらけのかんぽ生命

2005年の小泉郵政解散から20年経ちました
郵政3事業は民営化され2016年に持ち株会社とともに株式上場を果たしましたが、現在に至るまで株価は低迷を続けています
民営化されて以来、日本郵便の実態は酷いものですが、同様にかんぽ生命の仕事ぶりも酷いように思います
数年前ですが、かんぽ生命が不正な募集行為をしたとして大きな問題となりました
2020年3月には何と!18万件以上が不正契約だとされましたが、その温床にあったのは営業ノルマだと言われています
いや、やったこともないのに成果主義の悪い面だけ取り入れて社員を煽り、結果的に顧客を食い物にしたんでしょ?
かんぽ生命保険会社は、社員にインセンティブと引き換えに、自社もしくはゆうちょ銀行の高齢顧客をターゲットとして受注ノルマを課したのだから、不祥事が発生するのは分かりそうなものです
コンプライアンス教育も並行して徹底するべきでした
ここからは私の身近な事例で書いてみます
かんぽの営業マンは、私の母親の生前にしつこく営業を繰り返していました
2013~2015年頃のことです
当時70歳代後半で認知症の気配もあった母親でしたが、かんぽ営業マンからすればノルマ達成と歩合給欲しさで、そういう高齢者は願ったり叶ったりのカモだったのでしょう
高齢者を被保険者とする保険商品が無いものだから、当時実家に住んでいた私の兄を被保険者、母親を契約者、受取人にして生命保険に強引に加入させました
(よくこんな悪知恵が働くと思う)
その数年後にはまた母親相手に養老保険を売りつけ、その時は私が気付いたので本局に電話をして勧誘を辞めるように伝えたにもかかわらず図太くやって来て契約をしてしまったのでした
私も仕事に忙しく、常に見張っていることもできない状況だったため、その後しばらくは放置状態でしたが、いよいよ母親の認知症が進行して金銭的なことが全くできなくなってしまい、しばらくして私が親の資産関係を全て本格的に調査したのでした
最初のうちは、どこに?なにを?いくら?持っているかなんてチンプンカンプンでしたが、明確になるまで近隣の金融機関等をすべて当たったものです
すると所持していたのは、ゆうちょ銀行とかんぽ生命だけで、上記の生命保険と養老保険が現契約としてあることが分かったのです
その後、かんぽ生命からは自社の不祥事を公式に詫びるとともに、保険契約者宛に契約内容の実態等、書面によるヒアリングがありましたが個別の顧客に対する正式な謝罪は一切ありません
両保険は、養老保険の医療特約もあり結果的に経済的にはとんとんでしたが、それはあくまで結果論
強引だった営業手法を上席者は直接親族にも詫びるべきだと考えています
認知症だった母の生前に、そして母の相続に関連して、ゆうちょ銀行やかんぽ生命とは何度も窓口やコールセンターでやり取りをしましたが、事務的な手続きについて知識不足なのか?おざなりな感じがしました
私もCFPなので大概のあらすじは分かるものの、細かな事務手続きについては直接聞くしかないのですが、取りこぼしやミスも多かったと思います
これらのことは、民営化の前後でどう変化してるのかは判断できないところもありますが、少なくとも民営化したことで「ずいぶん良くなったね!」なんてことは一切ありません
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