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イランとアメリカ

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イランとアメリカ、そしてイスラエル 「ガザ以後」の中東 (朝日新書)


アメリカとイスラエルのイランへの力で組み伏せるやり方には違和感がありますね。


トランプは勝てる相手に喧嘩を吹っ掛けては自画自賛ばかりしてますが、エラそうな口を利くなら弱い者いじめを続けるプーチンロシアに対して喧嘩を吹っ掛けてみろっての!


核開発が問題だというのなら北朝鮮の指導者も引き摺り下ろせばいい。


チキンなんでどちらもできないだろうけど・・・




イランとアメリカはイラン革命(1978年)から仲が悪くなりました。

イラン革命とは、米国傀儡のパーレビ政権をイスラム原理主義者が国外に追放した事件です。


当時高校生だった私には衝撃的な出来事でした。


イランとアメリカ 歴史から読む「愛と憎しみ」の構図 (朝日新書)
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朝日新聞出版
Digital Ebook Purchas



2018年、社会人大学院生として私は、中東情勢の第一人者である高橋和夫教授のオンライン講義を受講しました。


テーマはずばり「イランとアメリカ」でしたが、最後に提出した受講レポートをここに掲載します。


******(受講レポート)


 私が高校二年生の時、イランで革命政権によるクーデターが起こった。毎朝の通学時にラジオで「山谷親平のお早うニッポン」を聴取していた私は、当時パーソナリティの故山谷氏が、パーレビ国王の国外退去、ホメイニ氏のイラン入国、その後の米国大使館人質事件について解説していたのを思い出す。


 明快で知られる山谷氏の論調は革命政権に対しては批判的であった。今思えば親米保守の評論家だったのだろう、飛行機から降り立ったホメイニ氏を「国王を追い出すことに成功したホメイニっていうオッサン」と揶揄していた。高校生ながらも私は「大変なことが起こっている」「不気味な指導者が現れた」という強い印象を抱いた。


 その後のイスラム教原理を背景としたイランの政治的発言、悪魔の詩に係る死刑宣告と殺人事件、世界中で起こるテロリズム等、イランという国にとても良い印象は持てなかった。今回オンライン授業で「イランとアメリカ」を受講し、イランの歴史とイラン人のアイデンティティ、米国によるモサデク政権の転覆と傀儡政権発足、革命後の中東情勢の変遷と駆け引き、米国の国内事情等を学んだ。誇り高き文明国ペルシャの末裔であるという自意識とマケドニア、アラブ、蒙古等により蹂躙されてきたという被害者意識が融合され、他国と必ずしも融和的でない独自路線を突き進んでいる。


 革命政権による大使館人質事件はあまりに酷かったが、1953年のモサデク政権転覆工作は、米国の利益のためにイランを手段視したもので、イラン国民からすればとても看過できるものではなかったと理解できる。その後米国は国内外の情勢に応じて度々イランを利用した。イラ・イラ戦争における容赦ない安保理決議、長きにわたる経済制裁。湾岸戦争やアフガン戦争への支援、レバノン米国人人質解放への尽力、ハタミによる微笑外交等は全て米国によって梯子を外されてきた。


 今回イランと国際社会は核合意したが、その実効性については依然懐疑的だと言われる。歴史を振り返れば懐疑的にならざるを得ないだろう。しかし米国やイスラエルの政治家層にもイラン出身者が深く入り込み、イスラエル国民の中にもイランの文化が浸透しつつある。また、イラン国民には米国に対する情景の念が元々備わっており、両国が上手くやっていける下地は出来つつある。


 武力衝突ではなく最後まで話し合いで解決を目指して欲しい。故山谷親平氏が「絶望は愚か者の結論なり」と言ったように。(1,000字)

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