
思えば以前は、さりげなく若い人に「iDeCo、NISAやってる?」とか、自営業の人には「小規模企業共済とかiDeCo、国民年金基金やったほうが良いよ」とか言ってきたわけです
私は毎月歯科医に健診を兼ねたクリーニングに行っていて、担当している衛生士さんにそんな話をしたことがあります
相手が仕事で接してくれているときに与太話で時間を奪ってはいけないという気持ちが私は強い方なので、あまり業務関連以外の会話はしないように心掛けているのですが、担当と付き合いも長くなると全くの不愛想なのもどうかな?という感情からとりとめもない会話もするようになってきます
昨年の話ですが、担当は(多分)30代の女性歯科衛生士さんでした
「新NISAを始めたほうが良いよ」「世界株を少しでもいいから積み立て続けると将来やって良かったってなるよ」って感じで何度か話したのでした
私としては、悪気もなく、勧誘してるわけでもなく、良いものは良いというつもりで言ったわけですが、あるときその衛生士さんがほんの瞬間ですがちょっと嫌な顔をしたのを見てしまいました
そして私が自分の都合だけでそんな話をしていたんだと悟ったのです
思えば、相手の詳細な年齢や家族構成も収入も知らず、相手に求められたわけでもないのにそうした話を数回持ち出したのは良くなかったと反省したのでした
お金に関する話とか、もう少し固い言い方をすれば金融リテラシーとかって、その人が学ぶタイミングが来ないとすーっと入ってこないものです
その分野での成長がないと永遠に分からない話だと言えるかも知れません
おそらく彼女の人生にとっては、お金に関する話よりももっと重要なことがたくさんあったのでしょう
だから私が自分の基準で話題をふったのは価値観の相違に過ぎないのですが、考えてみれば世の中そんなことはたくさんある
でも思えば、若いときの私はもっと活力(エネルギー)があって、もっと一方的で、自身の価値観に自信があって、悪く言えばモラハラ的な要素があったんだけど、最近は相手の都合や思考を考えるようになりました
結局は、コミュニケーションって言うのは自分の話もするけど相手の話も聞くってことなんだけど、これはある意味プロレスみたいなもので自分の技を出すけど相手の技も受けるみたいなものです
そうして書いてると、米国のプロレスラー、ハルク・ホーガンが亡くなったってニュースが入ってきました
若いときは新日でスタン・ハンセンとタッグを組んだり、IWGP決勝でアントニオ猪木を失神KOしたのも40年以上前の話です
まあ、この話はいいとして・・・
それからもその歯科衛生士さんは私の担当を続けてくれましたが、先月行ったときに退職されたことを知りました
それでそんなこともあったなあと思い出した次第です
























