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自称インデックス投資ブロガーにご注意を

超ド級の暴落だったリーマンショック以後、インデックス投資によるパフォーマンスがあまりにも良すぎたものだから、数年前からインデックス投資家を名乗るブロガーが数多く登場した


インデックス投資って別に何てことはない


「長期、分散、低コスト」という基礎的な概念を軸に、国際分散されたインデックス投信やETFの積み立てを継続するもので、政府(金融庁)による資産形成の一手段としてNISA制度が作られたことで、投資家に受け入れられてきました


私も上記概念の投資信託だけを合算すると、今現在7,000万円程度保有していますが、タイミングを計らずほったらかしにしてるにも関わらず、それなりの高パフォーマンスを維持しています


と言っても、私はインデックス投資を始めたのは2018年、つみたてNISAが始まった年からで、それまでは一般NISAで日本郵船やら日本製鉄やらを買っていたり、それ以前は特定口座で個別株を中心に売買をごくたまにする程度でした


ですから、インデックス投資によって財産形成をしたと自認しているわけではないため、自身をインデックス投資家などと自称しているわけではありません
(個人資産を相続や贈与、宝くじ他博打で形成したわけでもありません)




しかし、昔に比べて投資環境や投資対象が整備され、更にそのパフォーマンスが良好となるとどうしてもそれを題材にしたSNSが多くなります


それはそれで良いのですが、中にはほんの数年程度インデックス投資を継続しただけでインデックス投資家を名乗り(←これは別に良い)、未熟なキャリアながらインデックス投資の啓蒙活動する者が出てきました


私は、それ(インデックス投資の啓蒙活動)をするのならせめてITバブルの崩壊やリーマンショック時の長く、耐えがたい、気の滅入るような期間を経験していることが必要条件ではないかと考えています


逆に言えば、個別株だろうとインデックスだろうとどちらでもいいのですが、リーマンショックで打ちのめされた経験すらなく、「インデックス投資は資産形成のための最適解」などと知ったかぶりの主張をするのはチャンチャラ可笑しいというか片腹痛いとしか言いようがないのです


実際、ブログや旧Twitter等でしたり顔でインデックス投資の手法と俄かな自らの成功を喧伝している自称インデックス投資家がいますが、いつから投資そのものを始めたのかよくよく読んでみるとわずか数年前だとか唖然とするような人もいます


あるブロガーは現職地方公務員(教師)を名乗り、ブログや旧Twitterを頻繁に更新してインデックス投資の啓もう活動をしてますが、果たしてその収益そのものが目的なんでしょうか?


本業以外の収入を得ることの許可を貰ってのことなんでしょうか?


更には、先物会社が主催する「投資家セミナー」で「講師」を勤めたことをブログで公表しており、その講演料も気になるところです


先物会社の主催するセミナーや講演会は、営業名簿作りが目的で不招請勧誘の禁止という法の抜け穴を悪用するための手法で、そもそも先物会社が過去におこなってきた悪事に加担する行為とも言え、非常に見苦しい情けない行為に私には見えます


こんな「自称教師(公務員)」「自称インデックス投資家」が、自己の承認欲求を満たすため、SNSで発信をしていることに私は極めて強い違和感があります




インデックス投資の実践理論は、「敗者のゲーム」「ウォール街のランダム・ウォーカー」等の名著があります


それ以外にも、インデックス投資を勧めるブロガーにも15年くらいの間ブログを更新する強者もいますが、インデックス投資の核心について心底発信してるのはこの10数年位のものです


それでも私は、リーマンショックのような大暴落を経て現在に至る経験をしている所謂インデックス投資家はまだ信用にたると考えています


他方、そうした地合いに便乗した自称インデックス投資家には気を付けた方が良いと眉をひそめながら見ています


インフルエンサーヅラしたインチキ自称インデックスブロガーに気を付けよう

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