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人の関心に関心を注ぐ~人生とは長い時間をかけて自分を愛する旅である

NEO



どんなことでも真面目に取り組もうとする人ほど、自分の逃げ場をふさぎ墓穴を掘ってしまうなんてことがある


変に意地になってしまったことで窮屈になり、更に意固地になって時間を浪費し人生を無駄遣いしてしまうどころか、全く望まない行路を歩いてしまうなんてことがある


私も思春期のときに色々と失敗を重ね、それを認めたくない、あるいはそれを跳ね返そうと随分と時間やエネルギーを浪費したものです


今思えば、乗り越えられない困難や難しい局面からはあっさりと手を引き、たとえ周りから嘲笑されようとも逃げればよかったのだと思います


当時無理に抗った多くの時間とエネルギーは、その後の私の人生に大きな暗雲となり、思考にも影響していると思います



一方で、現状に対する不満感、もしくは不安感から、何とか乗り越えなければいけないというような潜在意識が常にあるような気がして、それが自身の克己心に火を付ける



そのせいか、私の心の底には厭世主義観と純粋な努力志向が併存しているように感じる


現役を退いて、まさに自分の時間を多く持てるようになり、過去を振り返り良かったこと悪かったことなどつらつらと思い出すと、何故かネガティブな思考が頭にもたげてくる


想像するに人は、人生の幸福感や成功の喜びよりも、失敗による悔しさや落伍感情のほうが強く感じるのでしょう


そんな負の感情は他人からしたら煮ても焼いても食えないのは重々承知はしているが、本人にとってはいたって真面目な思考だからなかなか手にを得ない



そんなときに近所の本屋で見つけたのが「人生とは長い時間をかけ自分を愛する旅である」という樋口耕太郎さんの本だった


なんと爽やかで救いを与えるタイトルではないか、と思う


社会は経済成長を続けるのに、人間が幸せにならない本当の理由は何か?というテーゼに答えを導いている


ある意味、人生哲学であり、人間関係の指南書であり、宗教書であり、経済書(そう、この本は経済書でもあるのだ)であり、強欲資本主義を否定し理想的な資本主義社会の在り方を訴えている



個人的には、100パーセントの賛同はできないが、主張内容は大いに分かる

おそらく若いときに出会っていたらいちころで影響を受けたろうと思う


著者がこの本で「幸せにたどり着くために必要な」ことは「人の関心に関心を注ぐ」ことであると書いている


「人に関心を注ぐ」ではなく「人の関心に関心を注ぐ」というのがより客観性があって良いように思う



ところで世の中には、実際生活もSNSの世界でもややもすると、自分の正論を押し付けたがる人がいるけれども、議論が何の成果も生み出さないことは自明だ


私も心無いユーザーとは関わらないために、ID認証を受けてないユーザーからのコメントを閉鎖したし、認証を受けていても一部の押しつけがましいユーザーをブロック機能でシャットアウトしている


何でもかんでも真面目くさって対応するのではなく、突風からは少しずらしただけで平穏が得られるのなら、そうするのがベストだと今では考えます


また、「人の関心に関心を注ぐ」と言っても一日に100人、200人のブログ記事に目を通すのは無理なことで、私の適量はせいぜい多くて30~40人程度です


nice!欲しさに、アクセス欲しさに他のブログを訪れることはあまりないけど、無意味な浪費をしないのは正しいこと(?)だと感じています





人生とは長い時間をかけて自分を愛する旅である――こころの資本の経済学
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