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証券会社時代の事件簿(7)意趣返しの虚偽告訴

被害者なりすましビジネスとでも言うのでしょうか?
被害者ヅラして金を要求する悪党
お金の要求の仕方があまりに露骨かつ幼稚で呆れてしまうような内容でしたが、その執念深さに私は極めて強い不快感を覚えました


私は会社の上層部(社長と常務)に顛末を報告するとともに、支店の入った同じビルの法律事務所へ行き、いざというときのために事前相談をしておきました


しばらくして、私は地元の警察署に呼ばれ任意の事情聴取を受けることになりましたが、弁護士も進んで同行してくれ警察署まで来てくれました
(何だかやる気満々の弁護士だった)




私は、担当する女性警察官に当時の事情を正確に話し調書を取ってもらいましたが、その雰囲気は何となく緊張感のないものでした


というのも、当時(西暦2000年の終わり頃)は、桶川ストーカー殺人事件の影響もあり、警察不信と相まって、とにかく警察はどんな事案であっても訴えに対してはきちんと調書をまとめて検察へ書類送致すべき、あとのことは検察に任せろとする空気が非常に強かったのです


そのためか、警察官も何となく申し訳なさそうな雰囲気だったのです
また後日、副支店長も事情聴取に応じ、当然ですが「(暴行等は)一切なかった」と証言してくれました



社内では、常務がわざわざ弁護士に「よろしくお願いします」電話を入れてくれ、私も周りを巻き込んでしとに申し訳ない気持ちでいました(もっとも私にはなんら責任はないと思ってましたが)



しばらくすると、私の自宅に内容証明郵便の不在通知が届きました


宛名を見ると〇〇法律事務所となっており、民事上の損賠請求だとピンときましたが、真っ当に対応するつもりもなかったため敢えて無視しました


内容はある程度分かってましたし、相手方のストーリーには一切乗る積もりはなかったので放置
(この後、この法律事務所からの連絡等は一切なかった)




会社の常務に状況報告をすると、「見舞金名目で数万円くらい包んだらどうか?」という話がありました


私もこの頃はもうウンザリしていて「(因果関係は一切認めないが面倒だから)それで終わらせるか?」なんて気持ちにもなり、それを弁護士に話すと「いやいや示談なら最低でも50万ですよ!」という話になりました


(私)「は?」





仮に示談で済ませるにしても法外な金銭解決など私はするつもりはありません
私は、後ろ手に振り払った私の行為と女性の「怪我」との因果関係を認めてないし、そもそも「怪我」は本当なのか?
(私はでっちあげを主張していたし、本当にそう思っていた)


それを「傷害事件」という枠に落とし込んで金銭交渉にすり替えようというおまえは悪徳弁護士か?
進んで警察署まで来てくれたのは、私の「支店長」という肩書に金の匂いを感じて、金額を吊り上げより多くの報酬を手にしようという魂胆なのか?
代理人なら本人のために働けよ(怒)クズ弁護士が!


そう言えば、この弁護士は「相手は〇〇先生が担当になったそうですよ」って言ってたけど、互いに「〇〇先生」と呼び合うのが士業の慣習なのは知っているけど、私からしたら相手の弁護士はあくまで敵であって、お前ら仲良しクラブの間で「今回の事件の落としどころ(カネ)はどのくらいにしましょうか?」などと裏で話しているのが聞こえてくるようで、非常に嫌気がさしたのでした


私はこの弁護士に強い不信感を抱き、腹も立ってきて、以後、相談することを辞めてしまったのです


(続く)

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